ボルドー 2011年プリムールワインについての報告
アルカンのパリ支局 ピエール・パイヤン氏より、2011年プリムールワインの情報が届きました!
偉大なヴィンテージと評価され、過去最高値を付けた2009、2010年に比べ、やや評価の低い2011年の価格は、世界中のワイン関係者の注目の的です。
2011年は、2010年に比べ開花が3週間早く、また収穫も2週間ほど早まる結果となりました。
年初が乾燥していたため、多くのシャトーで例年よりもやや少なめの収穫となりました。さらに、6月の灼熱の太陽によるダメージもあり、この傾向はさらに強まりました。ボルドー全体に影響があったのですが、特に顕著であったのはポムロールとサンテミリオンです。またサンテステフのいくつかのシャトーは、強い霜によるダメージを受けたようです。
こういった天候のため、かなり小粒になったものの、凝縮し、非常によく熟した、ある種のフレッシュさと適度な糖度を持ったブドウができあがりました。
このようなヴィンテージでは、収穫時の厳しい選果がとても重要となります。たとえば、Ch.Lynch Bagesでは、収穫を担当する人数を通常年より増やして対応したようです。
とにかく、訪問した全てのシャトーで、同じようにとても厳しい選果をしたとの説明がありました。
Ch.Margauxでさえ、これまでで最も少ない生産量となったそうです。全体の収量の38%がグランヴァンに、28%をセカンド・ワインのPavillon Rouge du Château Margauxに、残りの34%はシャトーでは使用せずに売却したそうです。
また、パーセルごとに醸造すること(まるでシャンパーニュでのアッサンブラージュのように!)は、偉大なボルドーワインをリリースする上で、とても重要になっています。
赤ワインは「群を抜いて特に素晴らしい」年ではないのですが、白ワインに関してはソーテルヌも含めて、偉大な年となりました。
そして、最も関心があるのは価格ですが、一級においては、2008年より高い300ユーロ程度と言われていますが、我々購入サイドとしては、もう少し低い価格を期待したいところです!
既に小さなシャトーは価格解禁となっていますが、有名シャトーも早いうちに価格が出るとの噂が流れています。

コンクリート製のパーセルごとの発酵タンク
Ch.Cheval Blanc 新発酵タンク(44タンク存在する)
Ausonneプリムール
Ch.Pontet Canet 完全ビオディナミ畑

新型コンクリート製の樽 試験的に2011年に使われた
Ch.Latour プリムール テイスティング
今後もアルカンではいち早くフランスよりワイナリー情報を皆様にお知らせいたします。どうぞご期待下さい!!






























