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【インタビュー】魚介のリエット 『グロワ・エ・ナチュール』 マリアンヌ・グイヤデール氏 

2014年12月15日 (月)


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本日はフランス、ブルターニュ地方南部に浮かぶ小さな島「グロワ島」にある、
魚介類加工メーカー 『グロワ・エ・ナチュール』社より輸出マネージャー
マリアンヌ・グイヤデールさんをお迎えしてのインタビューです。

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GA(ガゼット・アルカン):本日は来日時のお忙しい中、インタビューを快く
お受けいただきありがとうございます。

まず、あなたがいらっしゃるグロワ島の魅力についてお聞かせください。

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Marianne氏:グロワ島は、ブルターニュ地方の典型的な文化を持った小さな島で
人口は約2,000人しかいません。島民のほとんどの家族は漁師などを生業にしています。
私の父は海が大好きで、趣味でボートやセーリングを楽しんでいます。

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GA
:会社は1999年に創業という事で、まだとても若い会社ですね!


Marianne氏:もともと父と祖父は、ある大きな食品関係のグループを率いていましたが、
父は島の産業活性のために、そのグループ会社とは別にグロワ・エ・ナチュール社を
創業したのです。

GA:お父様は漁師ではなかったのですね(笑)

Marianne氏:趣味で釣りはしていましたけど(笑)
実はシャルキュトリーの会社を経営していました。

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GA:あなたは家族の一員でもありますが、この会社で働く前は何をされていたのですか?

Marianne氏:ビジネス・スクールで経営を勉強し、その後、アップルジュースの会社で
マーケティングを担当していました。

GA:グロワ島で働いていたのですか?

Marianne氏:いえいえ、島にアップルジュースの会社はありません(笑)。
ただ、その仕事に情熱を感じる事ができなくなってしまったのです。工業的な製品でしたし、
部分的にしか関わることが出来ない仕事にやりがいを感じられなくなってしまったのです・・。

GA:なるほど・・。

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GA:次は商品について伺いたいと思います。グロワ・エ・ナチュールの商品は、
この島の伝統的なレシピに基づいて作られている商品と伺っています。
リエットやパテはこの島の一般的な家庭でも自家製で作られているのですか?

Marianne氏:ええ、その通りです。男性が漁に出て魚を持って帰ったら、妻は
その魚を調理します。その調理法の1つに、リエットが含まれます。
いつも魚と寄り添う生活とでも言ったら良いでしょうか!

Marianne氏:グロワ・エ・ナチュールでは、伝統的なレシピに基づいて、地元で
漁獲された魚介をブルターニュの魚卸から毎日仕入れ、保存料や着色料、香料、
増粘剤といったものを一切使用せず、できるだけ自然に近い製法で丁寧に作っています!

日本の消費者の皆様にも、魚介本来の味を存分に味わっていただきたいと考えています!

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GA:アルカンでは、ヨーロッパからワインも輸入していますが、どんなワインが、
このリエットに合うと思いますか?


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Marianne氏:ブルターニュ地方では、林檎から作られるシードルが有名ですが、
このリエットにはシャンパーニュやブルゴーニュの辛口白ワインがとてもマッチすると思いますよ!

今、フランスの有名ソムリエやシェフにお願いして、グロワ・エ・ナチュールのリエットを
使ったレシピ開発をしています。これも私の大事な仕事です。

GA:楽しみにしています!日本料理もレシピに取り入れてください(笑)

Mrianne氏:もちろんです!またアルカンでもオリジナルレシピを開発したら知らせてください。

GA:承知しました!

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7        フランス本土にあるショップ


GA: ところでグロワ・エ・ナチュールは、とても洗練されたパッケージですが、
どなたのアイデアですか?

Marianne氏:当社では、マーケティングの最終決断は4、5人の総合判断によって
決められます。

1_6  リエットのフタに描かれているイラストはグロワ島の教会の
  屋根にある風見鶏ならぬ「風見魚」



GA:
あなたはマーケティングの担当もなさっているのですか?


Marianne氏:はい!もちろん他の担当者もいますが、私も最終決定をするメンバーの1人です。


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GA:グロワ・エ・ナチュールはガラス瓶の仕様ですが、缶とガラス瓶でイメージまたは
品質保持にはどう影響しますか?

Marianne氏:品質保持力は変わらないと思いますが、ガラス瓶のほうが高級感が
あるのではないかと思います。

GA:日本では缶詰は、長期保存食、非常食というイメージがありますが、
フランスではどうですか?

Marianne氏:ブランドによるのではないかと思います。グロワ・エ・ナチュールの
リエットは品質への強いこだわりをもって作られており、「エル・ア・ターブル」など、
高級ライフスタイル誌にたくさん記事を載せてもらっています。

また、モナコの五つ星ホテルのバーでもカナッペとして提供されているので消費者に
高級なイメージをもって頂けると思います。

6       グロワ・エ・ナチュールのスタッフ


GA:
そのような高級イメージ、高品質を保つために最も重要な事は何ですか?

Marianne氏:やはり、仕入れる魚の品質を落とさないことです。そのために当社では、
3社の魚卸売業者と取引をして、常に最上の魚を仕入れています。特に帆立貝は鮮度、
品質を維持する事がとても難しい食材です。また鯖も季節によって品質が変わります。

当社の原料調達の担当者はプロフェッショナルな目利きですが、いつも鯖の仕入れに
頭を悩ませています。時には仕入れをしない選択肢もあります。

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GA:最後にガゼット・アルカンの読者並びに日本の消費者へ一言お願いいたします。

Marianne氏:是非、ワンランク上のリエット、「グロワ・エ・ナチュール」を味わってください。
その品質の高さ、素材の旨みの虜になるでしょう!

皆様方のご家庭の食卓に花を添える商品になると期待しています。

GA:今日はどうもありがとうございました!



エピスリー・アルカン
でも販売しております。


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