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【インタビュー】イギリス ティーメーカー「ティーピッグス」創業者ルイーズ・アレン氏

2012年7月13日 (金)


今回は、アルカンが取り扱っているイギリスのお茶メーカー「ティーピッグス」より創業者のお一人であるルイーズ・アレンさんをお招きしてのインタビューをお送りいたします。

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「ティーピッグス」は2006年にルイーズさんとニックさんによって設立された、品質へのこだわりと、カジュアルさ、環境を意識したニューウェイブなお茶メーカーです。

GA:お忙しい来日スケジュールの中、インタビューに応じて頂きありがとうございます。まず、ルイーズさんのご担当と、これまでの経歴についてお伺いしてよろしいですか?

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ルイーズ氏:私はこの会社を立ち上げる前、世界で2番目に大きい紅茶会社「テトリー」でティーテイスターとして、毎日100種以上の試飲を繰り返す仕事を10年間していました。また、茶葉を探しに、インド、ケニヤ、そして中国など様々な国へ旅をしていました。そして5年前、私のビジネスパートナーであるニックと「ティーピッグス」を立ち上げたのです。
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GA:紅茶文化が成熟しているイギリスでは、このような新しいお茶の会社を立ち上げる事は、珍しい事だと思いますが?

ルイーズ氏:そうですね。他社と差別化を図るために、特に品質にこだわり、そしてパッケージ等で若い世代にもアピールする事に力を入れています。

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GA:ルイーズさんとニックさんの役割について教えていただけますか?

ルイーズ氏:私は商品の品質及び開発の担当、ニックがマーケティング担当でパッケージやコンセプト、セールスを担当しています。分担はしていますが、私たちいつも問題を分かち合っています。

GA:ニックさんも元は紅茶会社にいらっしゃったのですか?

ルイーズ氏:そうです。私と同じく「テトリー」でマーケティングを担当していました。そして現在、ティーピッグスは12人のスタッフで運営していますが、イギリスでもハイクオリティのお茶メーカーとして有名になりました!

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GA:素晴らしい!!ところでこのユニークなブランド名「Tea(紅茶)-Pigs(豚)」はどこから由来しているのですか?

ルイーズ氏:会社を立ち上げる時、ブランド名のアイディアを出し合い議論をしました。その時に誰かが「tea pluckers(茶葉を摘む人)」という案を出したのに対し、ホワイトボードに書き出していたスタッフが聞き間違えて「tea pigs」と書いたのです。ですが、皆それをとても気に入りました。また、貪欲な人のことを豚に例えることがあります。クオリティーの高いお茶を貪欲に求める私たちにまさにぴったりなネーミング!ということで採用を決めたのです。

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GA:他にどんなブランド名が候補に挙がりましたか?

ルイーズ氏:Bee hive(ハチの巣)をもじったTea hiveは結構気に入っていましたよ!でも他は皆、伝統的な名前でした。とにかく印象的なブランド名をつけたかったの。teapigsはとてもユニークで印象的なブランド名で誰もが一度聞いたら忘れられない名前だと思いませんか?

GA:そう思います!ところでティーマイスターでもあるルイーズさんにとってベストなお茶とは?

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      上はティーピッグスが使用するホールリーフ
      下は屑葉と呼ばれる茶葉

ルイーズ氏:もちろん茶葉、ハーブ、ベリー全てに関して手摘みで、フレッシュな新芽を丸ごと使用し屑葉は使用しない事!そして摘んだ茶葉にも細心の注意を払って扱う事。簡単な事だけど、結構手間のかかる事ですよ。

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ルイーズ氏:Tea Pigsでは、「ティーテンプル」といって三角錐型の環境に優しい素材で作られたメッシュティーバックを使用しています。ティーテンプルの中で茶葉が開き、十分にジャンピングすることができるので、ティーポットを使わずに旨みを抽出する事が出来るのです!マグカップとティーテンプルがあれば、いつでもどこでも美味しいお茶が飲め、後片づけも簡単!気取らずに本格的なお茶を楽しんでもらいたい私達の思いが詰まっています。

大手紅茶メーカーで紙製のティーバックに入っているものがあるけど、これは繊細な茶葉の香りを損なうし、埃も付着して、十分抽出する事ができないんですよね。

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GA:ところでフェアトレード(フリートレード)についてどのように考えていらっしゃいますか?

ルイーズ氏:コーヒー豆の世界では、発展途上国で生産された原料が、信じられないような安価で取引され、多くの中間業者により価格が付加される流通が問題になっています。私たちは、いくつかの茶葉の生産者からは直接取引し、適正な価格で扱っています。

でも、これはフリートレードの問題よりも、茶葉のクオリティーをチェックするために生産者と一緒に畑を管理したいという事が大きな理由。結局、品質の低い茶葉を生産すれば、安い価格で買い叩かれてしまう。品質の高い茶葉を生産する事が、生産者自身を守る一番の防衛策なのです!

GA:とても理解できます。またティーピッグスでは社会貢献プログラムも行っていますよね?

ルイーズ氏:ルワンダ西部の都市、ギセニの孤児院は、私たちのイングリッシュ・ブレックファストに使用されている茶葉を作っている畑の向かいにあるのですが、売上の一部をこの孤児院に寄付をしています。

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レインフォレストアライアンス認証   パッケージは全てリサイクル可能

ルイーズ氏:また環境への取り組みとしてレイン・フォレスト・アライアンスの認証を受けています。この認証は、森林伐採や環境破壊などに歯止めをかける環境保護のための厳しい基準ですが、ティーピッグスはこの基準にのっとって運営されています。

GA:ティーピッグスは自然にも人間にもやさしい会社なのですね。

ルイーズ氏:その通りです!

GA:ところで、とてもユニークなパッケージについて、デザインのコンセプトをお話頂けますか?

ルイーズ氏:中身については、先ほどお話した様に高い品質を保つことが重要と考えていますが、パッケージは、皆さんに楽しんでもらえるような、親しみやすく、リラックしたデザインな事を心がけています。

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              カモミール         チャイティー

ルイーズ氏:たとえば、「カモミール」にはリラックスソファー、「チャイティー」に描かれているのはボリウッド映画(インド映画)のダンサー。

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      2012年夏発売予定 ルイボスティー

ルイーズ氏:新商品の「ルイボスティー」にはルイボスの産地がアフリカなので、サファリのイメージで描いてあるのですよ!

GA:「チャイティー」のパッケージには「Bolly Good!」と書いてありますね!ユニークでユーモアのあるデザインですね(笑)

GA:では日本の梅雨にはどのティーがお勧めですか?

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     チャイティー      スパイスウィンターティー

ルイーズ氏:こんな季節には、強いフレーバーがお勧めね!スパイスの効いた「チャイティー」や「スパイスウィンターティー」なんかどうかしら?牛乳で割って飲むのがオススメです!

GA:ありがとうございます!早速、今夜試してみます。最後の日本の消費者の方々にメッセージをお願いします。

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ルイーズ氏:朝のティーは目覚めと活力を与え、夜のティーはリラックスとよい眠りを与えてくれる、昼の日差しの中でのティーは、爽やかな風の様に汗を引かしてくれる…是非、皆様もお試しください!!

GA:今日はどうも有難うございました!

ティーピッグスの商品はエピスリーアルカンからもご購入頂けます。


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