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モンディアル審査員紹介① 「アプラノス」 朝田晋平シェフ

2013年12月 5日 (木)


モンディアルの審査員は出場各国から2人ずつ選出され審査を行います。

日本からは「パティスリー アプラノス」朝田晋平シェフと、「パティスリー アステリスク」の
和泉光一シェフのお二人が選出され、大会当日は審査をし、大会までは選手への
アドバイザーとなる日本チームの一員です。

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今回は朝田晋平シェフに大会についてお話をお伺いしました。

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ガゼットアルカン(以下GA):お忙しい中、審査員を引き受けられた理由をお話し頂けますか?

朝田シェフ:自分もコンクールを通して大きなものを得たからかな。若い人達にも
成長して欲しいし、その手伝いができることは嬉しいと思う。

そして、若手の成長をバックアップしている内海会の一員としても協力したいと
思ったので引き受けました。

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GA:コンクールで得たものとは、具体的にどんなことですか?

朝田シェフ:まず、コンクールでないと得られない知識や技術があります。
日常の仕事ではなかなかやらない特殊な作業もあるし、ひとつの事を半年位かけて
深く掘り下げて練習します。そこまでやりこまないと気付かないこともあるのです。

また、コンクールの関わるたくさんの方々と会う事が出来ます。予選ではライバルですが、
コンクールを目指す仲間たちと出会えたのは一番の財産です。

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GA:
山下さんとは浦和ロイヤルパインズホテル時代に師弟関係でしたが、
どんなパティシエさんですか?


朝田シェフ:真っ直ぐで、物事にのめりこんで集中するタイプですね。彼は最年少で
内海杯を取っていて、同世代でも一歩進んでいると言えますよね。

世界大会に日本から彼ほど若い人は出てこなかったので、彼にとっては大きな
チャンスですよね。

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GA:数々のコンクールで審査員を務められていますが、特に注目するポイントは
どんな所ですか?

朝田シェフ:それぞれチーム国の代表として準備してきたものを最大限表現しようとしていて、
全てが面白いです。審査をしていても興味をひかれることが多々あります。

モンディアルの審査は2回目ですが、本当に素晴らしいコンクールですよ。
公平な審査がされるよう、審査員にも厳しい指示が出るくらいです。例えば
審査員が一か所に止まってみていると、他を見回るように注意が出るのです。

男女ペアのスタイルも世界に1つだけで、他とは違う素晴らしさがある。そんな所で
自分を試せるなんて一生に一度あるかないかのことだから、選手達には頑張って
もらいたいですね。

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GA:審査員の興味を引き付ける技とは?

朝田シェフ:技は色々ありますよ。突然何もないところから、「ぶわっ」と一気に
出来上がる方法とか、大きな音を出して審査員を引き付ける方法とか。特にフランスは
魅せるのが上手です。他の人がやっていない自分だけのスペシャルな技があると良いですよね。

でも審査員はちゃんと見ているから、ショー的な要素よりも自分の力を100%出すことが
大事だと思います。

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GA:日本人パティシエの特徴はどういった所ですか?

朝田シェフ:やはり繊細さと正確さは他のどの国にも絶対負けないです。
ピエスだけでなく、味の面でも日本人特有の繊細さがあるので、それを
うまく表現できれば必ず良い結果になると思います。

あとアウェイですしね。その面では我々がバックアップしたいと思っています。

GA:アウェイの雰囲気は、どんな感じですか?

朝田シェフ:道具1つとっても電圧が違うし初めてのコンクールだと、なかなか
分からないですから。内海会は国際コンクールの知識の宝庫なので、みんなの
知識と経験を是非利用してほしいです。

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GA:では選手へのメッセージをお願いします。

朝田シェフ:今、いろんな人がアドバイスや厳しいことを言われ、ノイローゼになるくらい
考える大変時期だと思う。世界大会に出てきた人は皆が乗り越えてきているし、
苦しみや辛さも皆分かっている。でも絶対に自分の財産になるし、とんでもなく
大きいものを得る事が出来る。そして準備を限界までやりきったら、どんな結果でも
納得できるので今、頑張って欲しいです。

そして「彼ら」のコンクールであって、周りの人の為のものではないので、
是非2人には100%力を発揮して楽しんで貰いたいです。

あと、コンクールは終わってからが大事だということ。コンクールだけで終わる人もいるので、
最後は人間性です。コンクールを通してそこも成長してほしいね。


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朝田シェフのお店

「パティスリー アプラノス」についてはこちら

次回はもう一人の審査員「パティスリー アステリスク」の和泉光一シェフにお伺いします。


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