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フランス 生産者巡り その2 ~ボランジェ編~

2010年7月19日 (月)


前回に引き続き、ボランジェ社の訪問レポートをお送りいたします!

セラーマスターのマチュー・コフマン氏の案内で、ボランジェの樽工房を見学しました。

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ボランジェでは、スペシャル・キュヴェの一部、ラ・グランダネ、R.D. 、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ、ラ・コート・オーザンファン(スティルワインです!)の一次発酵はすべて樽で行っています。
厳しい選定が行えるよう、小容量(205L、2201L、410L)の樽を用いますが、樽香やタンニンが出ないように、5年以上の古いものを使用しています。
この方法により、アロマに複雑味が増し、熟成のポテンシャルが高まるとの事です。
ちなみに、新たに樽を買い足す場合、同じグループ会社のブルゴーニュワインの「シャンソン社」の古樽を使ったりもするそうです。

実際に樽職人の方に、古い樽のメンテナンス作業を見せていただきました。
古く傷んだ木片を新しいものと取り換え、金枠を取り付けている様子です。
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現在、ボランジェように、一次発酵に樽を使うシャンパーニュ・メゾンは、大変少なくなっています。


次に訪れたのは、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズの畑、“ショード・テール”(0.21ha)です。この畑の詳しい説明は、以前のブログでも説明させていただきましたのでご覧ください。http://gazettearcane.com/wine/2010/05/vieilles-vignes-francaises.html

“ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ”は奇跡的にフィロキセラに侵されず、接木も行わず、昔ながらの“取り木”方式で栽培が行われています。
こちらの写真は、取り木されて生育した若木です。
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当然、各々の木は綺麗に整列しておらず、バラバラに生えています。
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畑の周りにバラを植えている理由は、バラの木が害虫や、土壌の異変にいち早く反応する性質をもっている事から、畑の異常を知らせてくれる探知機になるからとの事です。

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 シャンパーニュ滞在の最終日の夕食は、ランスにあるミシュラン1 つ星「レ・クレイエール」。
広大な敷地の中に宿泊施設、レストランとブラッスリー(ジャルダン・レ・クレイエール)、お庭、そして地下にはランスの各シャンパーニュ・メゾンにつながる石灰岩質のワインセラーもあります!
午後8時を過ぎているにも関わらず、日が高く、昼間のような日差しが照りつけています。
シンガポールとマレーシアのボランジェのエージェントの方と記念撮影!
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ウェルカム・シャンパーニュは、2003 by Bollinger
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日本では、2008年にリリースした限定商品ですが、あれから2年経って、とても良い熟成をしていました!
在庫を少し残しておけば・・・・とちょっと後悔しています。(日本ではリリース後、すぐに完売してしまいました。)


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2010年より就任した新シェフ(左) フィリップ・ミル氏、(Phillippe Mille)
同じく新シェフ・ソムリエ(右) フィリップ・ジャムス氏、(Phillippe Jamesse)
シェフは以前は、パリのホテル・ムーリスでスー・シェフとして働いていらそうで、弱冠28歳だそうです。
真ん中にいらっしゃるのは、新しいオーナーです。


メニューは、エスプーマ等も使いつつ素材重視の堅実なお料理と感じました!

~イチョウ蟹のレモングラスゼリー寄せ 
グリーンピースのガスパッチョ、ボリジの花風味~

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~ラングスティーヌのパータフィロ包み
毛足蟹のクーリ添えブラマンジェ~
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~オマールのロティ、アプリコットコンフィのバター風味
ジロルの蒸し煮とアーモンドのピュレ~
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~ブレスチキンの黒衣仕立て
アーティチョークのヘーゼルナッツオイルソテー、熟成ミモレット添え~

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 今回のディナーでもサプライズ・シャンパーニュがブラインドテイスティングで提供されました。
ボランジェ社セラー・マスター マチュー・コフマン氏より発表されます。
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Bollinger R.D. 1988 (マグナム)
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デコルジュマンは、5年前だそうですが、エレガントな酸味に果実味が溶け込み、クリーミーな泡立ちが、口の中に広がります。
素晴らしいワインでした!

まだまだディナーは続いてホテルへの帰りは夜更けになりました。

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次回はシャンパーニュを離れて、南フランスの生産者レポートをお届けいたします!

お楽しみに!!


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