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ドメーヌ・シャンソン テイスティングセミナー レポート

2012年3月15日 (木)


2月23日(木)に当社会議室にて「ドメーヌ・シャンソン テイスティングセミナー」を開催いたしました。
  

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近年、評価が高まっているシャンソンについて、社長のジル・ド・クルセル氏からシャンソンの歴史や環境、醸造についてのお話を伺いながら、4種のワインをテイスティングしました。

過去のシャンソンについての記事はこちら。
ワイン・エクスペリエンス・ディナー
http://gazettearcane.com/wine/2010/06/post-d114.html
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会場には約30名のソムリエをはじめとするワインのプロフェッショナルやマスコミの方にご参加いただき、真剣ながらも落ち着いた雰囲気の中始まりました。

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まずは歴史から。

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シャンソンはブルゴーニュ・ボーヌの中でも最も歴史のあるメーカーで、1750年に設立され260年の長い歴史を持ちます。

以前の顧客リストの中には、18世紀の哲学者ヴォルテールや19世紀の詩人ラマルティーヌもあるほどです。

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このイラストはシャンソンのオフィス、醸造所が描かれています。イラスト左奥の建物が「バスティオン」と呼ばれる塔で、ワインの熟成をさせるセラーとして使用しています。

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このバスティオンは、15世紀に防御のために造られた城塞でした。ですが、このバスティオンの壁は厚いところで何と10mもあり、外気温に影響されにくく、ワインの熟成に適していたため、後にシャンソンが買い取り、現在も使用されている歴史的な建物です。

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1999年にはシャンソンも大きな変革の時を迎えました。名門シャンパーニュ・メゾンの「ボランジェ」グループの傘下に入ったのです。
ボランジェグループのサポートにより、設備の改修や畑の増床、醸造所の建設などが行われ、近代化が進むことになりました。

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それにあわせて新たにシャンソンを率いるチームも誕生しました。社長のジル・ド・クルセル氏と、醸造家のジャン=ピエール・コンフュロン氏です。

クルセル氏はポマール村「ドメーヌ・ド・クルセル」の出身。コンフュロン氏はヴォーヌ・ロマネ村の「コンフュロン・コトティド」の出身で、共にブルゴーニュのテロワールを知り尽くした二人です。
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新体制のシャンソンでは「ドメーヌの哲学」と銘打ち、より良い畑作りと、伝統的で自然な醸造製法が行われるようになりました。

畑は空気を抱き込ませるように耕し、地中深くしっかり根を張らせ、土中のミネラルを吸収できるようにしました。

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また、一つの株に6以上の房をつけないようにしています。これによってより良いクオリティーのブドウが収穫出来るようになりました。

これは自社畑だけでなく契約農家でも、どの区画のブドウを使用するかを厳しくセレクションし、同じ基準で栽培がおこなわれています。

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醸造は自然な方法で行われます。低温マセラシオンの後、それぞれのテロワールの特徴を活かし、表現するため、野生酵母のみで発酵させています。

樽は数年使用したオーク樽をメインに使用しています。新樽比率は20~25%と決して高くありません。新樽にこだわるメーカーもありますが、シャンソンでは樽が全面に出たワインよりもブドウの個性を表現したいため、あえて古樽にこだわります。

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こうして作られたワインは、フィルターをかけずに、前述のバスティオンの中で、歳月をかけゆっくりと、熟成されます。

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今回のテイスティングでは赤・白各2種のワインが用意されました。

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個々の質問に丁寧に答える形で、それぞれの土地やヴィンテージの説明がありました。

シャンソンは、先月よりラベルが刷新されました。シンプルで明確になったラベルがそれぞれのアペラシオンを強く表現しています。

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  シャサーニュ・モンラシェ シャルドネ2010年

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ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ レ・カラドゥー2009年

シャンソンのドメーヌ・ワイン(自社畑のワイン)のラベルには「DOMAINE CHANSON」の文字と、背景にバスティオンのイラストが入っています。

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 クロ・デ・フェーブ ボーヌ・プルミエクリュ2006年

  こちらは、シャンソンのモノポール畑。

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       ヴォーヌ・ロマネ2006年
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(現行商品が終了し次第、新ラベルの出荷を行います。詳しくは担当営業にお問い合わせください。)

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シャンソンの哲学を持ったワイン造りは、皆様に上手く伝わりましたでしょうか?

これからも進化し続けるシャンソンの味わいを是非お楽しみください。


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