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【インタビュー】ラングドック 「シャトー・ダングレス」ヴィアネイ・ファーブル氏

2013年10月29日 (火)


今回はフランス・ラングドックのワイナリー「シャトー・ダングレス」ヴィアネイ・ファーブル氏にお話しをお伺いします!

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ガゼット・アルカン(以下GA):本日はガゼット・アルカンのインタビューをお受け頂き有難うございます。

ファーブル氏:どういたしまして!

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GA:あなたは、かつてボランジェの日本担当マネージャーとして、ガゼット・アルカンにも何回か登場しています。 「Bollinger Vintage Experience2010番外編」

そして今回は、あなたのファミリーのワイナリー「シャトー・ダングレス」として初めての登場となりますね!

ファーブル氏:このように自分たちのワインでアルカンとビジネスができてとても嬉しく思います。

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8左はエリック・ファーブル氏


GA:ところで、あなたは2011年の秋にボランジェを退職して、父親であるエリック・ファーブル氏の元で働き始めた訳ですけど、何か理由はあったのですか?

ファーブル氏:ボランジェでの5年間、アジア&パシフィック担当のエクスポート・マネージャーとして様々な国々を訪問し、その出会いは本当にかけがえのない経験となりました。

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しかし父エリックとこの「シャトー・ダングレス」で働く事は自分にとって新たな経験となるに違いないと思いました。なぜなら、エリックはご存知のようにボルドー・メドックのシャトー・ラフィットの醸造責任者という素晴らしいキャリアを持ち、私も彼から多くを学びたいと思ったのです。

そして、また私達がワイナリーを所有するラングドックは本当に素晴らしい地域で、特にラ・クラープは地中海に面し、他のどのエリアにもない魔法の場所なのです!

GA:もう少し、このラ・クラープついてお話し頂けますか?

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ファーブル氏:この地中海に面したエリアはラングドックの他のエリアと違い、一年中、日照に恵まれ寒暖差があり、ブドウ作りに適した最後の楽園と言えるでしょう!

GA:近年このエリアでもローカルなブドウではなく、国際的なブドウ、つまりシャルドネ、カベルネ、メルローなどを使用するワイナリーが多い中、あなたのワイナリーは、シラー、ムールヴェードル、ブールブランなど地場のブドウ品種を使用していますが、何か理由はありますか?

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ファーブル氏:誤解を恐れずにお答えしますが、私達は、複雑で長い熟成を必要とするワインを造ろうとしていません。

この地域に一番適したブドウ、それは古くから根付いているブドウだと考えます。例えばブールブランはこの地区に2000年以上前にやってきたブドウです。ボルドーやブルゴーニュには、そのエリアに長年適したブドウが植えられているように、私たちもトレンドやら価格でブドウを決めるのではなく、私たちのエリアに適したブドウを使用しているのです。

また、私たちはブレンドにこだわっています。単一のブドウ品種を使ったワインは造りません。2~4種のブドウをブレンドしたワインを造っています。この点はボルドースタイルと言えるでしょう。

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GA:
あなたは、将来、もちろん父親の仕事を継ぐことになるのでしょうが、他の家族の役割についてお話し頂けますか?


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ファーブル氏:2年前から父と二人で全て相談しながら共同で作業をしています。私の父方の家族は7世代に渡りワイン生産者ですし、母方は5世代のワイン・ファミリー(Ch.Fourcas Dupré)です。

つまり全ての家族がワインに囲まれて暮らしてきたのです。ですから私も、年の割には経験があるのですよ!

GA:ご兄弟もワインビジネスに係っていらっしゃるとか?

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ファーブル氏:ええ! 4人兄弟で、姉はシャトー・ダングレスのラベルを含めた全てをデザインしています。兄はパリでワイン商として、ラングドックのワインの普及に努めています。また妹はシャンパーニュ地方で生産に携わっています。

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GA:
ところで、あなたは以前、ボランジェで働きランスに住まいを構え大都市を旅していましたよね?都会暮らしから、現在のラ・クラープの田舎暮らし(失礼しました!)になって、退屈ではありませんか?
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ファーブル氏:その通り、以前は旅暮らしで、とても楽しい思い出も沢山あります!でも今もパリにはTGVで4時間かけて頻繁に訪れますから、退屈はしませんよ!

また、ラ・クラープのカントリーライフは決して退屈ではありません!スペインの影響を受けた文化やライフスタイルはとても魅力的です。

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GA:
最後に日本のワイン愛好家に向けてメッセージをお願いします。


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ファーブル氏:私からのメッセージはとてもシンプルです!

恐らく日本のワイン愛好家の方々でもラ・クラープについて詳しくご存じの方は少ないでしょう…。でも私たちのワインを飲んで頂ければ、その魅力的な味の虜になると思います。ぜひ気軽に楽しんで頂きたいと思います。

GA:どうも有難うございました!


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